言わずもがな、離島は非常に楽しい。その可能性にワクワクする。
当日まであらゆる可能性を妄想し、それに対応できるタックル、仕掛けを準備。
この準備の時間からワクワクが止まらないのが釣り人ですよね(笑)
- 釣行日:2015年10月11日(日)
- ポイント:相島(新宮沖)浮き波止7番
- 仕掛け:サビキ、ジギング、タイラバ
- 実釣時間:8:30〜16:00
- 潮汐:大潮満潮〜下げ
- 風:西北西7m
- 水深:25m
今回は色々狙いたい欲張りフィッシング。さて結果はどうなることやら…
今回狙う予定のターゲット
離島、そして沖堤防となると色んな可能性を考えて欲張りになってしまいます。
今回やろうとした釣りは以下の通り。
- まずはアジゴを釣って泳がせ。ヒラスかヒラメを狙う!
- 底に集まるであろう良型アジを20尾くらい釣る!
- サゴシが回遊してるハズなので、メタルジグで釣る!
- タイラバをショアでやったことがなかったのでショアラバを試して何か釣る!
正直欲張りだと思うw
でもそれができるのがこのポイントなんですよね。
新宮漁港からフェリーに乗って、相島(あいのしま)へ
新宮漁港に着いたら爆風!!
天気予報でわかってはいたが、この日は風速7m&波2.5mといういわゆる荒天。
ちょっと不安に。。
しかし、フェリーは出航するとのこと。
かなり強風だが西北西の風となっており、行く予定の相島浮き波止は島の東南にあるので、ちょうど島が風を遮る形になり、風裏になるはず。
というわけで釣り決行。
同行者と一緒にフェリーに乗りました。片道460円。
出港直後の穏やかなはずの湾内からフェリーが揺れる。これはヤバいw
沖に出るとちょっとしたアトラクションと化しており
船底がドスンドスンと波を叩き、両サイドの窓が波に飲み込まれます。
通常は窓からは水平線が見えるはずですが、写真に写っているのは海面のみ。
フェリーがグワっと傾いて、空が見えなくなっているんです。。
地元の漁船に乗り、浮き波止に瀬渡し
なんとか相島のフェリー乗り場に到着。
通常であれば15分で着くはずなんですが、今回は25分かかりました。。
私は大丈夫でしたが、同行者、他の人は船酔いしてました。
相島で待機している漁船「福昇丸」に乗り込みいざ浮き波止へ。
他に「照生丸」という船もあって、その2隻が浮き波止まで渡してくれます。
渡し賃は1500円。
浮き波止に渡りたいならこのどちらかに前日に電話しておいた方がよいです。
- 福昇丸 092-962-2738
- 照生丸 092-962-2881
フェリーで相島に着く寸前に目に入ってくるんですが
港の沖側に大きな波止が7つ並んでます。
これは底までコンクリートで固めているのではなく
巨大なケーソンが浮かんでいるという状態になっています。
なので波止にさえ上がれば、遠投せずとも真下がポイントになるわけですね。
私達が乗ったのは7番。
1番が最も浅く、7番が最も深いです。
その深さなんと25m。
実は前日から泊まり込みで釣ってる友人が先に7番に上がっており、
私達が着く前から30cm近いアジがひとり入れ食いになっているとのこと!
みんなそれを知っているのか多くの人が7番に降りました。
時折かなり強い吹き下ろしの風が吹くが釣りはできる感じです。
だが一斉にアジ釣りをしたせいか、入れ食いではなくポツポツになってしまった。
全体の波に乗り遅れたが、何とかファーストフィッシュをGET
アタリの多い場所から遠いところに追いやられてしまった私。。
準備が完了して、8時半にやっと釣り開始。
最初はアタリがなく中々波に乗れませんでしたが、
7投目くらいでやっとアタリがきました!
立派なマアジをGET!25cmといったところ。
前の記事で、型のいいアジを釣るには天秤+オキアミだと書いたが、
ここは真下に落とせばよいのでサビキの方が手返しがよく都合がよい。
それで釣れているのだから、それでOKなんです。
しかし、水深25mもあると仕掛けが着底するまでに結構時間がかかります。
当たり前ですが水深も手返しに影響しますね。
中々数が伸びない。
今回使っている仕掛けは6号サビキ(白スキン)に底カゴを着けるだけ。
底に着くまでに撒き餌が散らないように少し強めにエサを詰め込んで真下に落とす。
色んな誘い方を試してその日のヒットパターンを導き出すことができました。
- 仕掛けが着底したら1mくらい巻いて、竿を大きくシャクって撒き餌を散らす
- 竿を勢いよく戻して仕掛けをフリーフォール(ラインにたるみを作る)
- ラインが張ったらもう一度大きくシャクる
- 同じように竿を戻して、仕掛けフリーフォール
- ラインが張ったら…ココ!
このタイミングで食ってきます。これで5連発。
再現性バッチリです!
まあ普通の誘い方なんですけどね…
このやり方で20尾確保。サイズは25〜28cm。
中には明らかに引きが強いのも何度か遭遇しましたが(尺超えのはず)、
残念ながら巻いてる途中でバレてしまいました。。
そしてここで思い出されるのが「アジの泳がせ」。
どうせアジゴも釣れるだろうとタカをくくってたんだけど
実際釣りをしてみると型の良いアジ「しか」釣れないという贅沢な状況w
泳がせできるサイズが全く確保できなかったんです。
ただ、このケーソンの下には明らかにヒラスが付いており、底にはヒラメがいます。
一番上の写真をよく見てもらいたいんですが、
一匹だけヒラメの噛み跡がついてるのが分かると思います!
このサイズのアジに食いついてくるヒラメ…
アジゴさえ確保できればかなり型のいいヒラメが釣れたんじゃないかと思います。
そうこうしているうちに午前の部終了
渡船はフェリーが出る1時間前(12時)に迎えにきてくれます。
私はまだ試したいことがあるので居残りしましたが、
多くの人はこの便で帰っていきました。
私と前日から泊まってるタフガイで居残り。
少し休憩してのんびりモード。横になって空を見上げる開放的がヤバい。
休憩終了してショアラバ開始。
(浮き波止がショアなのかオフショアなのか微妙ですが…)
自分で塗ったピンクラメ40g、ゴールドラメ40g出動です!
それにスカート+ネクタイワーム。
結果は…
やっぱりアジのみ。。アタリは少しあったんだけどね。干潮潮止まりだしね。
まあアジは美味しいからいいか〜〜
ただ、途中メタルジグを投げてる時にサゴシの群れに遭遇。
ジグを追ってきてるのが見えたので回収して居たところに投げたらヒット!
あまりに近過ぎて暴れるのを吸収できずにバレてしまいました。
続けて投げるとフォール中にヒット!
…したんですがリーダーをスパッと切られてしまいました。。
急いで新しいジグを着けて投げたらやっぱり複数のサゴシがアタックしてくる!
ゴゴっと今度はちゃんとフッキングしたんですが、
別のサゴシがPEの部分を切っていきました。。
ノット組み直すも、群れは既にいなくなっており終了。
その後は特にドラマもなく、16時のお迎えで島に戻りました。
懲りずに17時の出船まで湾内でカマスサビキを投げるも、
まだ群れは入っていないらしくノーバイト。納竿。
次はアジゴをどうにか確保せねば。。
相島の浮き波止、色々楽しめてオススメですよ〜